プロ技で、ひとつ上の大掃除!
ついこのあいだまで
「暑い、暑い」と
言っていたのが嘘のように
気づけば師走まっただ中。
何かと忙しい時期ですが、
大掃除の予定は
お決まりでしょうか?
最近では、掃除のプロに
ご依頼される方も
いらっしゃるようですが
やはりお金がかかります。
そこで今回は、
掃除のプロが実践している
一般的にはあまり知られていない
専門的な掃除ノウハウをご紹介。
■ 01
油汚れは
“界面活性のピーク”で落とす。
レンジフード内部などの油汚れは
ただ強力な洗剤を用いるのでなく
温度×反応時間×界面活性が
カギになります。
◎ プロの手順
40〜50℃のお湯で
汚れを温めて緩ませる。
洗剤は薄めすぎず
適正濃度を守る。
この状態で、
5〜7分放置(これ重要!)。
あとは、スポンジで
軽くなぞるだけ。
温度と放置時間を守るだけで、
頑固な油汚れも
さわっただけで落ちる状態に。
■ 02
水垢は、
アルカリ性→酸性の順で分解。
白いウロコ状の水垢ですが、
カルシウム(アルカリ成分)を
酸で溶かすのが基本。
しかし、
プロはその前に
ひと手間加えます。
◎ プロの、ひと手間
重曹水(アルカリ性)で
皮脂汚れを先に落とす。
※皮脂が膜になり
酸性が届かないため。
その後、
クエン酸パックを密着させて
20〜40分。
最後に
メラミンで“押すように”研磨。
※一発で落ちる率が
大きくアップします。
◎ 浴室鏡のウロコ取り
プロは、
耐水ペーパー2000番以上の
専用ガラス研磨パッドを使い、
一定方向にのみ優しく研磨。
そうすることで、
曇りがない鏡面仕上げを可能に。
※くれぐれもやりすぎ注意!
■ 03
木材・漆喰・珪藻土などの
自然素材は“押し拭き”が基本。
木絆の家のような
自然素材の住まいは、
強い洗剤・多量の水分・
こすり作業が大敵!
◎ 自然素材の掃除はこれが正解。
汚れ箇所に
乾いたマイクロファイバーを
押し当てるだけ。
汚れが強い場合は、
薄めた中性洗剤を点で使う。
※広げないように!
漆喰壁の皮脂汚れは
消しゴムでチャレンジ。
珪藻土は吸水するため
水拭き厳禁。
※素材を傷めず、寿命を延ばす。
■ 04
窓・サッシも
プロ技でキレイに!
◎ プロの工程
ぬるま湯で全体をざっと濡らし
ガラススクイジーで
一方向に引き、残った水滴を
乾いたクロスで即吸水。
サッシ溝は…
古歯ブラシで汚れを浮かす。
↓
掃除機で吸う。
↓
綿棒で仕上げる。
という“三段階方式”にすると
驚くほどキレイになります。
■ 05
床材は“素材別攻略法”で
一気に美しく!
◎ 無垢フローリング
固く絞った雑巾で
拭いたあと、
すぐ乾拭きをする。
※ワックスやオイル塗りは
年1回だけ。やりすぎると
汚れが染み付く原因に。
◎ クッションフロア
モップで洗剤拭きしたあと
アルカリスプレーで皮脂除去。
仕上げに水拭き+乾燥で
べたつきを防止。
◎ 畳
目に沿って掃除機をかける。
茶殻を軽く湿らせて
撒いてから掃除すると
ホコリが舞わず、畳も長持ち。
■ 06
仕上げは「湿度」と「気流」で
整える!
プロは掃除が終わった後、
必ず“仕上げ工程”を行います。
◎ 仕上げの極意
窓を2か所以上開け、
風通しをよくする。
冬でも15〜20分“強制換気”。
乾燥しすぎる場合は加湿器で
40%前後に調整。
※汚れの再付着を防ぎ、
空気が澄んだ“整った空間”に
なります。
■ まとめ
掃除は“段取りと化学”で
結果が決まるといっても
過言ではない。
今回紹介したプロ技は、
力ではなく理論と丁寧さで
住まいを美しくする方法です。
温度で油汚れを溶かす。
酸・アルカリの順で水垢を
削らず落とす。
自然素材は“押し拭き”で守る。
こうしたことに注力すれば
プロの仕上がりになるはず。
ぜひ、お試しください。
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本日も最後まで
お読みいただきまして
ありがとうございました。