絆を深める家造り 株式会社 木絆

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木絆のご相談・設計担当建築士 守屋の「和モダン」ブログ

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怖〜い、階段。

木絆DAILY

今回は、ご自宅の階段を
危険なものにしないために
気をつけるポイントを
お伝えします。


まずは、階段の部分の
名称を2つご紹介。


ひとつ目は、
階段ひとつ分の
立ち上がり(高さ)で


階段を上るとき、
つま先が当たる箇所です。
ここは「蹴上(けあげ)」
と呼ばれます。


ふたつ目は、
階段を上るとき踏む箇所。
「踏面(ふみづら)」
と言われています。


そして、
建築基準法によると
「蹴上(高さ)」が
23cm以下。


「踏面(奥行き)」が
15cm以上。
と定められています。


しかし、
この規定ぎりぎりの
サイズで作ると、


非常に怖〜い階段が
できあがってしまいます。


というのも、
傾斜角度が57度に
なってしまうから。


スキーのジャンプ台の
傾斜角度が35度である
ことを考えると
これはかなりの急勾配。


なんとか上れても、
下りるには若い方でも
恐怖を感じる角度です。


ですので、
安全に上り下りできる
階段にするには


少しでも
「蹴上(高さ)」を低く
「踏面(奥行き)」を深く
する必要があります。


しかし、
勾配を緩やかにすると
家に対して階段の占める
面積は大きくなります。


そこで、
途中に踊り場を
設けるなど
検討していただき


年齢を重ねても怖くない
階段を作っていただければ
と思います。


また、
壁紙などは貼り替える
ことは可能ですが、


階段を作り直すには、
非常に高額なお金が
かかります。


ですので、
デザインや設置場所
だけでなく、


「蹴上」や「踏面」の
数値も確認しながら
施工に入るように
してください。


さて、木絆の
YouTubeチャンネルですが
直近の動画は…


家づくり
5分でコストダウン!
ケーススタディ
<収納部分>


少々難解ですが
これから家づくりをする
方にはぜひ知っておいて
いただきたい内容です。


ご視聴は、こちら。


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本日も最後まで
お読みいただきまして
ありがとうございました。


株式会社 木絆(きずな)
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