いますぐ、ZEH?
ここ最近、
新聞やテレビで
目にすることが多くなった
ZEH(ゼッチ)。
これは、ネット・ゼロ・
エネルギーハウスの略称。
太陽光発電で生み出した
電力と消費電力の収支を
ゼロにする
住宅のことを指します。
ちなみにZEHにすると
以下のようなメリットが
あります。
メリット1.
光熱費を大幅に削減。
高性能な断熱材や
省エネ設備により
電力使用量が減少します。
また、
太陽光発電システムにより
電気代が実質的にゼロと
なることが想定できます。
メリット2.
補助金が受けられる。
政府や自治体からの
補助金制度が利用可能。
なので、
自己負担を軽減しつつ
高性能な住宅が
建てられます。
メリット3.
健康で快適な住環境に。
高断熱・高気密設計により、
夏涼しく冬暖かい家に
することができます。
結露も発生しにくいため、
カビやダニの発生を抑え、
健康的な環境を実現。
メリット4.
将来の資産価値が高まる。
ZEHは、
今後の建築基準や社会の
ニーズに適合しているため
資産価値が維持できます。
メリット5.
地球環境への貢献。
CO₂排出量を削減するため
環境負荷が低いです。
持続可能な社会への
貢献が可能に。
メリット6.
災害時の電力確保。
太陽光発電システムや
蓄電池が装備されるので、
停電時にも最低限の電力が
確保できます。
地震や台風などの
自然災害が多い日本では
安心材料となるでしょう。
メリット7.
電気代の高騰リスク回避。
電力が自給できるため、
電気料金値上げの影響を
受けにくいです。
また、
高い省エネ性能によって
家計負担を軽減。
ZEHには、
以上のように数多くの
メリットがあります。
しかし、
以下のような
デメリットも。
デメリット1.
初期費用が高い。
高性能な断熱材、
太陽光発電システム、
蓄電池などの導入コストが
高額になります。
一般的な住宅と比べると
建築費用が20~30%
増えることも。
デメリット2.
設備のメンテナンス
コストがかかる。
太陽光発電システムや
蓄電池は定期的な
メンテナンスや交換が
必要です。
ちなみに蓄電池の寿命は
10~15年程度で、
交換費用が高額。
太陽光パネルの寿命は
20〜30年ですので…
30代で家を建てた場合、
定年退職の頃に高額な
メンテナンスコストが
発生します。
デメリット3.
設計の自由度に制限。
ZEH基準を満たすため、
設計に制約が生じる
場合があります。
たとえば、
窓の大きさや配置、
屋根形状などに制限が
出ることも。
希望するデザインとの
両立が難しい場合も
あります。
デメリット4.
専門知識が必要。
高い性能を実現するため、
設計段階で詳細な
プランニングが必要です。
信頼できる工務店や
建築士を選ばないと、
期待した性能が
発揮できないことも。
デメリット5.
日射量や地域に依存。
太陽光発電の効果は、
地域の日射量や気候条件に
大きく左右されます。
地域特性を考慮した上での
計画が必要です。
デメリット6.
初期費用の回収に
時間がかかる
初期投資を光熱費削減で
回収するまで10年以上
かかるケースも。
長期間住む計画がないと
コストメリットが
薄れてしまいます。
まとめ
ZEHは環境にも家計にも
優しい選択ですが、
初期費用や長いスパンでの
維持費を検討したうえで
計画を立てることが
非常に重要です。
将来的に太陽光パネルや
蓄電池の価格が下がる
ことも考えられるので、
個人的には、
今すぐZEHにしなくては。
と焦る必要は
ないのかなと思います。
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