住宅の変遷。
岡山県倉敷市で、
パッシブ和モダンの
注文住宅を
手がけている工務店、
木絆(きずな)。
今回のブログでは、
高度経済成長期から
現在までの
住宅の移り変わりを
まとめてご紹介したい
と思います。
<高度経済成長期>
1955年〜1970年頃までの
高度経済成長期。
住宅不足が顕著になり
数多くの
「プレハブ住宅」が
建てられました。
プレハブ住宅とは、
あらかじめ工場で
生産された木材や
部材を用いて
建設する住宅のこと。
生産工程が標準化され、
短期間で均一した
品質が確保できるため、
大量生産を可能に
しました。
1970年代には、
子ども部屋を確保するため
2階部分の増設が増え始め、
2階建て住宅が主流に。
家族団らんと
プライベートな空間を
分割したスタイルが
一般的になりました。
<1980年〜2000年代>
オイルショックによって
プレハブ住宅の市場が
落ち込んだため、
大手住宅メーカーは
競合相手との差別化を
図ろうと、住宅を
「商品化」しはじめます。
「和」が一般的だった
デザインは、
フローリングを取り入れ
洋風へシフト。
バブル期においては
ゴージャスなデザインが
好まれました。
注文住宅市場では、
アメリカのイギリス
植民地時代に流行した
アーリーアメリカン
スタイルや、
イギリスの伝統を
感じさせる
ブリティッシュスタイルが
人気を集めました。
2000年代に入ると
地中海やプロバンスなどの
柔らかい雰囲気の
南欧スタイルをはじめ、
現在でも人気の
北欧スタイル、
シンプルな
モダンスタイルなど、
多様な様式が生まれます。
<2010年〜現在>
環境問題の深刻化により、
住宅業界でもサステナブル
(持続可能性)への関心が
高まります。
それは、
2015年の国連サミットで
SDGsが策定されたことから
加速度的に広がり、
サステナブル
という考え方は、
住宅デザインの分野にも
浸透し始めます。
住宅デザインの
サステナブルには、
以下のような
方向性があります。
・地域で育った木材を
使用した住宅
・古民家などの廃材・
古材を活用した住宅
・日本の伝統技術で
設計・建築した住宅
・無添加の素材を
使用した住宅
・ZEH(ゼロ・エネルギー・
ハウス)住宅
サステナブルデザインは
環境に過度な負担を与えず、
資源を無駄にしない
デザインです。
持続可能な社会を
構築するために、
私たち木絆も
しっかり取り組んで
いかなくてはと
思っています。
さて、
木絆のYouTubeチャンネル
ですが
家づくりをお考えの方に
お役立ち情報を
お届けする
新シリーズがスタート。
最新の動画は、
こちら。
エアコン1台で家中暖房?
一級建築士が実証レポート
【注文住宅】
また、インスタグラムでも
木絆の家をコンスタントに
配信しています。
ぜひこちらも
ご覧になって
みてください。
あと、
家づくりメール講座にも
ご登録を。
意外と誰も教えてくれない
収納や洗濯動線など
家事ラクの
和みの家にするのに
欠かせないプロのワザを
全3回のメールで
わかりやすく
お伝えしています。
ご登録いただきますと、
特典動画「建築士 守屋の
自邸づくり、
3つのこだわり」
をプレゼント。
ご登録はこちら、
家づくりメール講座
メール講座が
終わった後は、
週に一度のペースで
家づくりに関するお悩みや
疑問にお答えしていく
メールマガジンを
お送りいたします。
題して、
週刊きずな通信。
私が日々感じたことや
考えたこと。
施工例でご紹介した家が
どのようにできあがって
いったのかというお話。
そして、
きずな倶楽部の活動報告。
あとは、
木絆のメンバーのことや
ちょっとプライベートな
こともお伝えしたい
と思っています。
本日も最後まで
お読みいただき
ありがとうございました。
株式会社 木絆(きずな)
倉敷市上富井522-1