埴輪から、東京オリンピックまで。
岡山県倉敷市で
パッシブ和モダンの注文住宅を
手がけている工務店
木絆(きずな)のブログです。
今回は、和モダンの家に
マッチする市松模様について。
市松模様とは、
二色の正方形が交互になるように
配置された格子模様の一種です。
石畳紋様・碁盤の目模様・元禄模様
とも呼ばれてきました。
使用される色や素材に決まりがなく
表現の幅が広いのが大きな特長。
正方形ひとつひとつの
大きさにも決まりはなく、
どのような大きさの四角形でも
異なる色を交互に配置することで
市松模様になります。
正方形が整然と並ぶ様子は
とてもシャープで、
レトロにもモダンにも
印象づけられる柄です。
幾何学的な模様なので
和洋を問わず様々なものに
用いられてきました。
また、上下左右に
途切れず続く模様のため、
永遠や発展拡大、繁栄を意味する柄
とも言われています。
そのため市松模様の品物は、
事業拡大や子孫繁栄など運気上昇の
願いを込めたプレゼントにふさわしい、
縁起のよいアイテムになっています。
そんな市松模様ですが、
その名前が広く知られるのは、
江戸中期のころ。
歌舞伎の二枚目俳優・佐野川市松が
「心中万年草(高野心中)」の中で、
白と紺の市松模様の袴を着たことで
女性に大流行しました。
市松模様という名前で
呼ばれだしたのはその頃です。
しかし、
その模様自体の歴史はさらに深く、
古墳時代の埴輪にも市松模様が
使われていることがわかっています。
そして近年では、
東京オリンピック・パラリンピックの
エンブレムにも使われました。
組市松紋(くみいちまつもん)
と呼ばれる市松模様をアレンジして
つくられた白と藍色のオリジナル柄です。
エンブレムだけでなく
キャラクターデザインにも
市松模様のモチーフが使われました。
歴史ある模様ですが
使い方によって
モダンな印象を与えることが
できるのですね。
これから和モダンの家を
建てようとお考えなら、
市松模様を上手に取り入れるのも
よいのではないでしょうか?
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株式会社 木絆(きずな)
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