50代からの住まい。戸建てとマンション、どっちがいい?
50代からの住まい選びでは、
戸建てとマンションのどちらが正解、
とは一概に言えません。
大切なのは、
これまでどんな環境で暮らしてきたか、
これから何を優先したいかです。
便利さ、車、音、管理の負担、
将来の家じまいまで考えると、
自分に合う選択が見えてきます。

こんにちは。
岡山県倉敷市で県産材を使った
木の家を手がけている工務店、
木絆(きずな)の
一級建築士、守屋です。
「子どもも独立したし、これからは
マンションの方が楽でしょうか?」
「小さな戸建ての方が、自分らしく
暮らせるでしょうか?」
50代以降の方から、
そんなご相談を
受けることがあります。
今回は、
どちらかを勧めるのではなく
迷ったときに考えてほしいことを
お話します。
集合住宅で暮らした経験はありますか?

最初に伺いたいのは、
アパートやマンションなどの
集合住宅に住んだ経験が
あるかどうかです。
以前、暮らしたことがあって
「あの暮らし方も良かった」と
思える方なら、マンションにも
なじみやすいでしょう。
一方、戸建て暮らしが長い方は、
上下階や隣室の生活音が
思った以上に気になるかも
しれません。
自分たちの足音やテレビの音も
気にしなくては、と思うかも
しれません。
設備や立地だけでなく、
周囲に人がいる環境が
自分に合うか。
以前の暮らしを
思い出すことも、
住まい選びの
手がかりになります。
車を使う暮らしは続きますか?

駅前のマンションは便利ですが
駐車場の位置によっては、
車を出すまでに時間と手間が
かかります。
50代、60代は、まだまだ活動的。
岡山・倉敷では、買い物や通院、
趣味などに車を使う方も多く、
車の出し入れのしやすさは
大切なポイントです。
「何歳頃まで運転したいか?」
「運転をやめた後はどう暮らすか?」
この両方を考えてみてください。
また、マンションでは
荷物を運ぶのに
駐車場からある程度の距離を
歩かなくてはなりません。
3階建てなどの
低層マンションでは、
エレベーターがない場合も
あるのでそこも注意が必要です。
マンションが向いているのは、どんな人?

駅や病院、役所、買い物先などが
近くにまとまっていることを
優先する方は、マンションが
合っていると思います。
運転免許を返納しても、
徒歩や公共交通機関で用事を
済ませられるのは大きな安心です。
また、庭木の手入れや
留守中の防犯をあまり気にせず、
身軽に暮らしたい方にも
向いています。
将来の家じまいを考え、
管理するものを少なくしたい方も
お考えになっていいと思います。
ただし、
マンションは何でも管理会社に
任せられるわけではありません。
大規模修繕などの際に
役員が回ってきたら、
住民の意見をまとめる役割を
担わなければなりません。
修繕の時期を
自分たちだけで決められない点は
覚えておきたいところです。
戸建てなら、何を考えておく?

戸建ての魅力は、
自分たちの暮らしに合わせて
間取りや設備を考えられること。
その分、
将来の暮らしまで
想像しておく必要があります。
私は設計するとき、
特にトイレにつながる動線と
寝室の配置を大切にしています。
トイレを一つにするなら、
昼も夜も使いやすく、
来客にも案内しやすい場所に
しなくてはなりません。
ここが
簡単そうに見えて、
じつは慎重に考えたい部分です。
また、
70代を過ぎると
寝室で過ごす時間が現在より
長くなるかもしれません。
その際、
日当たりや眺めを優先するのか、
リビングの近くが便利なのか、
小さな書斎がある方がよいのか。
そういった
今だけでなく
将来ほしくなるものも
想像してみましょう。
親子で暮らす場合は、
家族との距離感も大切です。
それぞれが一人になれる場所や
水回りの使い方まで考えておくと
同居しても無理のない暮らしが
実現できると思います。
建築士に、ちょい聞きしてみませんか?

戸建てにもマンションにも
良いところと
気をつけたいところが
あるのが実際のところです。
「老後はマンションが楽」
「戸建ての方が自由」
と決めつけず、
毎日の移動や音の感じ方、
家族との距離、
管理できる範囲を
考えることが大切です。
とは言っても、
すぐに決められない方も
多いと思います。
「私にはどちらが合う?」
「何から考えればいい?」
そうお考えになっているのなら
一度、建築士にLINEで
“ちょい聞き”してみませんか?
私、守屋が直接お返事いたします。
守屋にLINEでちょい聞きする。
これからの暮らしを
一緒に整理しながら、
無理のない住まい方を
考えていきましょう。
木絆のYouTube「住宅図面入門 Part.01」
直近の動画は、打ち合わせでよく用いる
代表的な5つの図面の概要と、
見方の基本を具体的に解説しています。
住宅図面入門 Part.01を見る。
家づくりに役立つ最新情報は、
木絆公式Instagramでも配信しています。
50代からの家づくりを
考えている方は、
プラチナ世代の家づくり相談室も
ご覧ください。
木絆が実際に建てている住まいは、
木絆の施工事例から
ご覧いただけます。
最後までお読みいただきまして、
ありがとうございました。